暴露その1 ポケットコンピューター
「これ、買おうと思っているんですが、 本当に当たりますかね?」
以前に公開していたホームページで、
このようなご質問をいただきました。
実は、雑誌で話題の「ポケットコンピューター」を 購入しようかと迷われているロト6ファンの方からの質問です。
結論から言いますと、

万人受けの雑誌で知られる『「超」○○法』などの雑誌でも
大々的に広告を出しているのを
ご覧になった方も多いのではと思います。
かくいう私も、平成12年の11月頃に
当時の価格の4万円で購入しました。
・・・結果ですか?
ええ、“一度も”的中したことはありません。
あのポケットコンピューター広告の 儲けの仕組みをご存知ですか?
それは、"バージョンアップ戦略≠ノあります。
ポケットコンピューター儲けのカラクリ

広告にも書いてある通り、
ポケットコンピューターは有償で
バージョンアップサービスが受けられます。
実は、このバージョンアップが「クセモノ」なのです。
たとえば、もしあなたが広告の「当選実績」を見て、 「第70回 ロト6 2等当選!」の実績を目にしたとします。
あなたは、すでに興奮を抑えられません。
たかだか4万円の小さな電卓を買うだけで、 億万長者への切符を手にしたような気分になっているからです。
そうです。
わたしがそう「錯覚」していたのです。
広告の当選実績で掲載されていた
ポケットコンピューターのバージョンが、
「バージョン2.0」だとします。
あなたは抑えられない気持ちで、 億万長者へのキップを4万円で購入しました。
数日後、「バージョン2.0」の
ポケットコンピューターが送られてきます。
そして、試しに第70回で2等に当選した回を ポケットコンピューターで算出してみます。
通常、ポケットコンピューターは、 過去に抽選された当選数字を 2回分ほどポケットコンピューターに入力します。
そうすると、簡単に
次回の予想数字が画面にあらわれるのです。
「・・・す、すごい。」
確かに、第70回の当選数字と一致しているのです。
雑誌の当選実績は本物・・・。
あなたは、次回からポケットコンピューターの画面にでる数字を そのままマークシートに塗りつぶしていきます。
・・・しかし、いっこうに当たる気配はなし。
「宝くじには、必ず波があるんだ。」
そう納得して、買い続けること数ヶ月。
5等すら当たらない。
当選数字が当たらなくても、数字がカスるくらいは期待していたのに、 算出された数字と抽選数字が全て違うこともザラにある。
・・・
「どうして当たらないんだ!」
悔しさをこらえながら、冒頭のように叫んだのです。

・・・数ヶ月後。
あなたは、たまたま書店でロト6の雑誌を見ていました。
すると、数ヶ月前にあなたが購入した「ポケットコンピューター」が、 「バージョン2.5」になって、広告が出されていたのです。
あれ以降、一度も当たらない、今となってはただの「電卓」に、
あなたはバージョンアップする気も起きずに ポケットコンピューターの算出された数字は買っていませんでした。
「・・・んんっ?!」
広告に書かれている「当選実績」を見て、目を疑います。
「バージョン2.0版 第90回 ロト6 2等当選!」
そんなハズはありません。
なぜならば、実際に買わなくても、毎週欠かさずに、 ポケットコンピューターの算出数字と抽選数字を 照らし合わせていたからです。 では、これはどういうことなのか?
・・・
実は、単に販売会社がすでに抽選が終わっている当選数字を 「バージョン2.5」に入力しただけ。
ですから、「バージョン2.5」の算出数字を見れば 確かに、「第90回 ロト6」で2等が当選しています。
そうです。
つまり、「あと出しジャンケン」なのです。
「バージョン2.0」で第90回で2等を当てなければならないのに、
販売会社側が、みずほ銀行の抽選数字を“見ながら” 「バージョン2.5」に第90回で2等当選の数字を入力しただけなのです。
つまり、この「バージョンアップ制度」とは、 販売会社にとって、定期的な「メンテナンス料金の微収」であり、 当選実績を作るための「言い訳」なのです。
あなたが最初に広告で目にしたバージョン2.0での 「第70回 2等当選」も、「バージョン1.5」のときに入力した数字です。
このようなビジネスの仕組みは、 パチンコ攻略法や幸運グッズなどの広告にも使われています。
こういったビジネスは、「反響広告」と言うのでしょうか。
そして、これが一番重要なのですが、
このような商品を買ったあなたの個人情報の名簿が 闇で高額で取引されています。
通販の命は、「買ってくれそうな顧客名簿」にあるからです。
まともな商品を売っている会社ならば悪用は絶対にありませんが、 このような雑誌の広告でまともな商品など、ほとんどありません。
ただし、ビジネスの視点から見ると、 恐ろしく粗利の高いビジネスですね。
ポケットコンピューターの原価なんて、 せいぜい3〜5千円ではないでしょうか?
結論:雑誌の広告を鵜呑みにしてはならない。
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